パスタとうどんの栄養価や原材料の違い
イタリアの麺料理パスタと日本の麺料理うどんはどちらも人気の食べ物ですが、健康志向の高まりから両方の中身の違いを明確に知っておくことが大事です。
どちらも小麦粉を原材料としているため炭水化物であることに変わりないのですが、それ以外の部分で大きな差があります。
うどんはグルテンの量が薄力粉と強力粉の中間に位置する中力粉を使用し、それ以外の材料には塩と水だけでこねて麺状にするのです。
パスタの場合はグルテンの量の多い強力粉を使用するのですが、それ以外の原材料では卵とオリーブオイルそして塩を混ぜて作ります。
栄養価でいえば炭水化物という点ではエネルギー源という考え方であればパスタであり、パスタは卵にオリーブオイルを加えられているのでビタミンやミネラル分でいえば高いことがわかるのです。
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パスタとうどんはダイエットに向いている?どっちが太る?
麺を食べるならば洋食であればパスタ、和食であればうどんがありますが、どちらが太りやすいのかというといろいろな見方があります。
まず食べた後に血糖値がどれだけ血糖値が上がるのかということを数値化したものをGI値といいます。血糖値が高くなればそれだけ太りやすいということになります。
これについてはうどんがおよそ80、パスタがおよそ65ということで後者のほうが良いということになります。それはうどんで使われるのは精製された小麦粉で、ほとんどが炭水化物だからです。
ならばカロリーはどうかというと、今度はうどんよりもパスタのほうが多いという数値が出ています。GI値とカロリーでは、全く真逆の結果が出ているわけですから、太りやすい、太りにくいというのを言うのは難しくなってきます。
うどんのメリットは栄養価ではパスタにかなわなくても、その中力粉を太めに麺にしたことによる腹持ち感は優っているのでカロリー面を考えてもダイエットに向いています。
腹持ちが良ければ、食事をする間隔は長くても構いませんし、量が少なくても大丈夫です。しかし、成分にある塩分濃度は、うどんのほうが強いので食べるときにはやはり湯通ししてから出汁と一緒に飲むのがベストです。
ということで麺のことだけで言えば、うどんのほうが太りにくい食べ方ができます。
問題はパスタにしろうどんにしろ、茹でたものをそれだけで食べることはなく、つけ汁やソースを付けることです。そのつけ汁やソースによってもGI値は変わってきます。
ただ、パスタには卵や牛乳を使って調理していることが多いです。そういった味つけはカロリーやGI値が高くなりやすいので、結果的にパスタのほうが太りやすいとなる可能性が高いです。
ダイエット中にパスタを食べたいのであれば全粒粉を使って低GI値、低カロリーにしている商品もあります。健康のことも考えて、食べてみると良いでしょう。
パスタとうどんのコスパはどっちがいいのか比較してみた
パスタとうどんを比較したとき、コスパが優秀なのはどちらなのでしょうか。単純に価格で比較すると、うどん一人前(茹で麺200g)は約20円ほどで購入することができ、そのカロリーは約210kcalです。
一方でパスタも輸入品から選べば100gを20円ほどで購入できます。そしてパスタの場合は乾麺であり、乾麺100gを茹でればだいたい250gほどになるので、パスタのほうが若干安いといえるでしょう。
さらにそのカロリーを見ても約378kcalと、ほかの主食と比較してもカロリーは高めとなっていますので、腹持ちという点でも優秀です。
以上の理由から、うどんとパスタならば、パスタのほうがコスパに優れた節約食材といえるでしょう。
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