カサレッチェ(パスタ)とは?特徴について
カサレッチェの表記や呼び方は幾つかありますが、家庭で作られた、お手製のという語源もあるパスタです。
特徴はやや太さもあり、一見すると形は普通のパスタにも見えるのですが、断面がS字型になっていて全体的にくるっとひねった形状をしています。この溝の部分にソースも絡みやすく食感ももっちりとしています。
カサレッチェは6~8センチあるためショートパスタの中でも一番スパゲティの食感に近く、野菜を煮込んだ料理や魚介を使った料理だけでなく肉料理などにも合う幅広く楽しむことができます。
どことなく愛嬌が感じられるシチリア島生まれの伝統的なパスタとして親しまれています。
カサレッチェは家で作ったというイタリア語で家庭料理ですが、イタリアではレストランでも使われているオーソドックスなパスタです。
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カサレッチェ(パスタ)の茹で方や茹で時間
カサレッチェの茹で時間は12分で、茹で方のポイントは固めでゆで上げるのではなく、ちょうど良い硬さで茹であげます。
しっかり芯を取りきったほうが伸び難いので美味しくできあがります。
カサレッチェ(パスタ)に合うソース
カサレッチェはソースと絡みやすいことが特徴です。和風やカルボナーラでもおいしいですが、特に合うソースはトマト風味です。
あっさりとした野菜や魚介類との相性も良く、もっちりとした食感とトマトの酸味が大変合うので、ペスカトーレ風のソースでいただくのがおすすめです。オリーブオイルをたっぷり使い、とろっとした感じに仕上げましょう。
カルボナーラのようなこってりした濃い目のソースも案外合いますので、ソースが余っている時には試して新たな味に挑戦してみましょう。ソースを変えれば全く表情も変わるので、手に入る食材を変えて楽しんで下さい。
カサレッチェを使ったパスタのレシピ
カサレッチェを使ったレシピでよくあるのは、定番食材であるトマトを使ったパスタです。旬の生のトマトでもいいですし、いつでも手頃に手に入るホール缶でも構いません。
材料は、
- カサレッチェ
- トマト(生、ホール缶どちらも可)
- 玉ねぎ
- にんにく
- オリーブオイル
- 塩コショウ
- パルメザンチーズ
です。
作り方は、玉ねぎとにんにくを刻んでみじん切りにしたら、熱したフライパンにオリーブオイルを入れて加熱して香りが出るまで炒めましょう。
良い香りが漂ってきたらトマトを投入して、潰しながら煮込んでいきます。塩コショウで味を調えたら、茹でたカサレッチェに絡ませてパルメザンチーズをたっぷりかけて食べて下さい。
また、冷製パスタとしてもよく使われますが、魚介類も合うのでナスやカットしたトマトと合わせて夏にさっぱりと食べるのも良いでしょう。
手に入りやすいツナを使うのも簡単なのでおすすめです。
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