ヴェルミチェッリ(パスタ)とは?特徴について
ヴェルミチェッリとは、ヒルやミミズのような長い虫という意味のイタリア語「verme」が語源で、英語読みのヴァーミセリ・バーミセリと表記される事もあります。
ちなみに、14世紀のイタリアでは地方ごとに呼び方が異なっていた様で、トスカーナではヴェルミチェッリと呼ばれていた此のパスタは、ヴェネツィアでは「minutelli」、ボローニャでは「orat」、マントヴァでは「pancardelle」と称されていた事が当時の書籍で紹介されています。
なお、ヴェルミチェッリはスパゲッティと同じロングパスタに分類されていて形や食感も良く似ているのですが、太さに違いがあります。
具体的にはスパゲッティの断面の直径が1.4~1.9mmなのに対して、ヴェルミチェッリは2.1mm~2.2mmと少し太いのが特徴です。
ヴェルミチェッリは太くてもちもちした食感に小麦そのものを感じられる香りと味がおいしいパスタです。
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ヴェルミチェッリ(パスタ)の茹で方や茹で時間
ヴェルミチェッリの茹で方は1リットルのお湯に10グラムの塩(下味をつけるためお湯に対して1パーセント)をいれます。
ヴェルミチェッリは太めなので茹で時間も長めとなり、2.1ミリは13分、2.2ミリなら14分位を目安に茹でます。
メーカーによって多少異なりますのでその都度硬さを確認してお湯からあげます。生パスタなら2分半程で茹で上がります。
ヴェルミチェッリ(パスタ)に合うソース
ヴェルミチェッリに合うソースは、元々持っている風味や太目のパスタ負けないような濃厚な味のソースと相性がいいです。
風味の強いバジルソース・クリーム系やチーズのソース・トマトを中心としたミートソース等との相性が非常に良好です。
バジルと塩コショウにオリーブオイルを少々と、更にお好みでソーセージや生ハムなどを加えれば彩を楽しみながら旨味が増す組み合わせです。
ヴェルミチェッリを使ったパスタのレシピ
ヴェルミチェッリはスパゲティーと似た形をしたロングパスタのため、様々な料理に応用できます。その中でもイタリア料理から離れた、少し変わったレシピを紹介します。
食材は、
- 昆布茶
- 塩 少々
- キムチが80g
- ヴェルミチェッリ140g
のたったこれだけです。
まずヴェルミチェッリを茹でます。その間に別のフライパンでキムチを炒めておきます。残り物を使う場合は酸味が飛ぶまで炒めましょう。
パスタが茹で上がったら、キムチを炒めているフライパンに移し、上から昆布茶、塩を適量かけて味付けをします。味付けはこれだけなので、料理が苦手な方でも作ることができます。
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