パッサテッリ(パスタ)とは?特徴について
パッサテッリはパン粉や卵、おろしたパルミジャーノチーズ、塩から作られるパスタで、イタリア語ではPassatelliと表記されます。
あくまでパスタの種類の名称のため、語源や短縮した呼び方は存在しないようです。
パッサテッリの伝統的な食べ方としては丸めた生地を専用の道具で押し出して麺にした後、鶏のブロードと茹でてスープパスタとして食べることが相性が良くて一般的で、復活祭などの日によく出されるパスタ料理です。
太さ、形は道具の穴の大きさによって異なります。断面は丸く、麺にスープが染み込むことでもちもちした食感になっています。
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パッサテッリ(パスタ)の茹で方や茹で時間
パッサテッリ(パスタ)ではブロードにパン粉や粉チーズに加えて玉子が入っているため、長時間熱すると固まったり粉チーズが溶け出して旨味が逃げてしまうので素早い茹で方で仕上げるのがおいしさのポイントです。
摩り下ろしたレモンピールにナツメグと塩コショウをお好みで入れてブロード以外の全ての材料の入ったお湯が沸騰したところにブロードを投入して熱せられて上に浮いて来たあたりが良い頃合で、茹で時間は弱火で概ね5分から6分が目安です。
パッサテッリ(パスタ)に合うソース
肉をベースにしたブイヨンに合うソースにパッサテッリを加えたアレンジがおいしいのでおすすめです。
シーフードとの相性もばっちりでオマール貝やカニを使ったアレンジも多種多様にされています。ウニのソースともしっかりと調和してくれます。
パッサテッリを使ったパスタのレシピ
パッサテッリの作り方はとても簡単で、パン粉とパルミジャーノ・レッジャーノ、タマゴをよく混ぜ合わせて専用の器具を使って麺状に押し出して作ります。好みでレモンやナツメグなども入れれば風味もよく仕上がります。
基本的な食べ方は、スープの具のようにして食べます。本場イタリアでは、食材も人参や玉ねぎ、セロリや牛すね肉、骨、とりもも肉などから時間をかけてゆっくり作るブロードと呼ばれる洋風だしで煮込まれて、優しい滋養を感じるパスタという印象です。
珍しいところでは、トマトソースにチーズをかけて食べられる事もありますが、中々お目にかかる機会はないでしょう。
パッサテッリそのものが家庭やレストランでも配合がかなり変わっているものの、スープに入れて食べることが殆どです。
コンソメなどのさっぱりとしたスープで手軽に食べてもよいでしょうし、クリーム系のとろりとしているスープに入れて食べるのも味わいが変わるので試してみて下さい。
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