ビーゴリ(ビゴリ)(パスタ)の特徴とは?茹で方や茹で時間
ビーゴリまたはビゴリと呼ばれるのは、長く厚いチューブ型の押出成形で作られたパスタになります。
様々なパスタの種類がありますが、その中でもビーゴリというものは日本人に馴染みやすいです。表記はBigoliでベネチアでよく使われている言葉が語源と言われています。呼び方はそのままビーゴリです。
ビーゴリは全粒粉を用いた直径3mmから4mmほどの極太の手打ち生麺です。特徴としては太さが普通のスパゲッティと比べると太めに作られているところが大きく異なっています。
形はチューブ状です。断面はザラザラとしていてソースと絡みやすいです。全粒粉が使われているので荒々しい食感でどちらかというと日本のそばに近いといえます。
ヴェネト地方とマントヴァの伝統的なパスタで伝統的にはそば粉で作られていましたが、現在では全粒小麦で作られることが一般的です。
ヴェネチア地方ヴェネト州の郷土料理で、表面がザラザラとし、噛むとコシがあるのが大きな特徴です。
茹で方は普通のパスタと大きな違いはありませんが、じっくりと時間をかけて茹でることでもちもちとした食感を楽しめます。茹で時間は10分前後が一般的です。
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ビーゴリ(ビゴリ)(パスタ)に合うソース
ビーゴリは太めのパスタとなりますが、ソースに絡みやすいことから、様々な種類のソースと合わせて食べられる麺としても有名です。
相性の良い合うソースは一般的にトマトソースと言われています。しかしながらイタリアで頻繁に食べられているおいしいソースは玉ねぎとアンチョビを混ぜ合わせた物となります。
家庭でも調理が簡単に出来るのでおすすめのソースです。ビーゴリは表面に特徴があるパスタであるため、ソースに絡みやすい点がメリットです。
トマトソースでも美味しく食べる事ができますが、玉ねぎとアンチョビを絡めた物が人気です。
ビーゴリ(ビゴリ)を使ったパスタのレシピ
ビゴリを使ったレシピとしては、伝統的な郷土料理が代表的です。
- 食材は、
- 玉ねぎ
- アンチョビ
- オリーブオイル
- 白ワイン
- パセリ
- 黒胡椒
を準備しましょう。
作り方はまず、フライパンにオリーブオイルを入れて薄切りにした玉ねぎを焦がさないように弱火で炒めて茶色にしたら、そこに白ワインとアンチョビを入れて溶かします。
塩を入れて沸騰させたお湯にビーゴリを入れてゆでていきます。茹で時間は12分程度で、茹で上がったら茹で汁とビーゴリをソースに絡めて器に盛り付けます。
器にみじん切りのパセリなどを飾るとより美味しく見えます。最後に挽きたての黒胡椒をふって完成です。シンプルで素朴な味ですが、郷土料理らしい美味しさと味わいのパスタです。
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