タリアテッレ(パスタ)とは?特徴について
タリアテッレとは、イタリア北部で食べられているパスタの一種になります。形は細長いリボン状断面が平たくなっている麺で太さは1~2mm、幅5~8mm程度ほどの平打ちのパスタです。
フィットチーネと呼ばれるパスタとよく似ているパスタでありフィットチーネはタリアテッレが食べられている北部よりももっと北の地域の呼び方になります。平たい麺でソースによく絡むのが特徴です。
語源はイタリア語のタリアーレ(Tagliare)、切るという意味になります。タリアテッレは、小麦粉、卵、食塩、水を基本として作られます。軟性小麦粉を使うことが一般的で、フィットチーネは硬質小麦粉を使っているという違いがあります。
今人気のあるパスタの一つであるタリアテッレとフィットチーネはよく似ていますが、食感にも大きな違いがあります。
生地をたたんで切り落とす太いタリアテッレの方がコシがあって歯ごたえがあるのが特徴で若干細めですが、フィットチーネの方が幅がやや広く弾力がありモチプリッとした歯切れのいい食感になっています。
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タリアテッレ(パスタ)の茹で方や茹で時間
タリアテッレのパスタを美味しく食べるポイントは、きちんと茹で時間を守ることです。売っている袋などに表記されていますが、標準茹で時間は7〜8分です。
売っている袋などに表記されていますが、乾燥タイプと生タイプの2種類があり、乾燥タイプの茹で時間は約5~8分程度ですが、生タイプの場合は1~2分程度となります。
しかし、製造しているブランドにより茹で方に多少違いがありますので、記載されている茹で時間などをよく確認するようにしましょう。
ロングパスタよりも少し短めで、沸騰したお湯に入れた後は、再び沸騰するまで麺同士がくっつかないように適度に混ぜながら茹でていきます。塩は1%程度の濃度になる程度がオススメです。
タリアテッレ(パスタ)に合うソース
十分に太めの部類に入るパスタなので、どのような味わいでばっちりと合うソースはどのようなものか紹介します。
タリアテッレはソースがよく絡むため、基本となるのがボロネーゼなどが良いとされています。本場のボロネーゼは水気が少なく、そぼろ状の肉をしっかり味わえるためよく絡む麺によく合います。
太いのが特徴なので相性が良い合うソースとしては、パスタに良く絡むクリーム系のソースやチーズなどの濃厚でこってりとしたソースの相性が良いです。ドロドロのソースの方が良く絡むので濃厚でおいしい味わいが口一杯に広がるのでおすすめです。
それ以外には、バジルソースなども美味しく食べられます。
タリアテッレを使ったパスタのレシピ
タリアテッレは平たく幅広い形をしたパスタで、ミートソースなど濃い味が合うパスタだと言われいます。そこで今回はタリアテッレを使ったボロネーゼのレシピをご紹介します。
まずにんにくと玉ねぎとにんじんをみじん切りにします。フライパンにオリーブオイルを適量たらし、にんにくを入れ火にかけます。にんにくの香りが出たら合挽き肉を入れ炒め、色が変わってきたら玉ねぎとにんじんを入れさらに炒めます。
全体に火が通ったら赤ワインを回しかけカットトマト缶とローリエとコンソメを入れ30分程煮ます。最後に塩胡椒で味を整え完成です。あとはお好みで粉チーズやパセリを振りかけても美味しいです。
豪華に見えますが、意外に少ない食材で簡単に作れるのでおすすめです。
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