ラザニア(パスタ)とは?特徴について
ラザニアは馴染みのある名前ですが、実は料理名ではなくパスタの一種です。イタリア語で表記すると「Lasagne」となり、日本語で言えばラザーニェが正しい呼び方です。
ラザニアの語源はやや曖昧で古代ギリシャ語のパスタや調理用の三脚台、もしくは壺を意味する「lasanon」が大本で、古代ローマ人が料理用に使用していた浅い鍋を意味する「lasanum」とも言われています。はっきりとはしていませんが、古くからこの呼び名で親しまれています。
ラザニア(パスタ)の形は板状で、それぞれの断面は波打っているのが特徴的です。その形状からは分かりづらいですが、スパゲッティと同じロングパスタの仲間になります。モチモチとした独特な食感があります。
厚さは1mmから2mm程度ですが、ラザニアは板状と言うだけ合ってかなり横に広いです。一般的なパスタの太さはミリ単位ですが、ラザニアの場合には15cmは軽く超えるサイズとなっています。そのため、日本人の感覚で言うと人目でパスタだと感じる人は少ないです。
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ラザニア(パスタ)の茹で方や茹で時間
ラザニアはシート状の形をしており、パスタのなかでも特殊な形状をしています。茹で時間は一般的に4分ほどです。ただし、メーカーによっても違いがありますので確認が必要です。
ラザニアは通常のパスタと同じように茹でてしまうとくっついてしまいます。一度くっついたらなかなか離れないのがこのパスタの特徴です。
そこで、くっつかないように茹で方に工夫をしなければなりません。ラザニアを茹でる時には、それぞれが接しないようにすべきです。多目のお湯を沸かし一枚一枚茹でていくとくっつくことはありません。
また、ラザニアは茹でずに調理することもできます。水に濡らしてソースや具材とサンドし、オーブンで焼くだけでも美味しく仕上がります。野菜やソースの水分を利用した方法です。
ラザニア(パスタ)に合うソース
ラザニアに合うソースは、ミートソースやクリームソースと言った濃厚なソースとの相性は抜群でおいしいパスタ料理になります。
おすすめのミートソースは、牛肉のひき肉とタマネギ・バジル・にんにくを使用したものでイタリアのトスカーナ地方の伝統料理で振舞われています。
パスタは基本的にトマトと相性が良いので、ソースとして上から掛けるもよし、鍋に入れてじっくりと煮込むもよしと幅広い食べ方が出来ます。仕上げにパルメザンチーズを添えると、濃厚で口当たりがとってもよくなります。
ラザニアを使ったパスタのレシピ
ラザニアと言えば食卓を豪華に演出する人気のパスタですが、手作りするには結構手間がかかります。
しかし、市販の食材を使って簡単に作ることも可能なので、ちょっとしたホームパーティーに出すパスタとして覚えておきたいレシピは、市販のジェノベーゼソースを使ったものです。
ラザニアパスタとジェノベーゼソースとリコッタチーズを交互に重ねて行き、最後はソースで終わらせてオーブンで焼くだけで出来上がります。お好みで上からパルメザンをかけても美味しくいただけます。
色合いも緑で綺麗な上、少し変わったラザニアとして人気を呼ぶことでしょう。ほうれん草等も入れると、野菜中心のパスタとなって、胃にももたれず健康にも良いと本場のイタリアでも人気のレシピです。
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