パッパルデッレ(パスタ)とは?特徴について
パッパルデッレは、イタリアのトスカーナ地方が発祥でその地域でよく食べられるパスタの一種です。語源は、イタリア語の「パッパーレ(Pappare)」とされており、意味が「豪快に食べる」や「食いしん坊」という意味があります。
形状は平べったいリボン状をしているのが特徴です。イタリア北部で食べられるタリアテッレに似ていますが、太さは2~3cm、幅は20~30㎜と大きく、断面も幅が広くなっています。
呼び方の通り平打ちパスタの中でも大きめで、食感はもちもちしてます。乾麺としても販売されていますが、一般的には生麺として食べます。
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パッパルデッレ(パスタ)の茹で方や茹で時間
パッパルデッレは生麺で販売されていることが多い麺です。生パスタはくっつきやすいのでお湯に入れる前に必ずほぐしておきましょう。
茹で方としてはたっぷりの沸騰したお湯にパッパルデッレを入れ、再び沸騰するまで適度にかきまぜます。茹でる時にはお湯に対して1%程度の塩を入れて茹でます。
再沸騰してきたらそのままにして2分半から3分が茹で時間の目安です。おいしく食べるには一度に茹でる分量は二人分で、お湯を替えずに茹でる回数は2回までです。
生麺の場合には、表記には3分程度と書かれていますが、好みによって2分半程度でも美味しく食べられます。
パッパルデッレ(パスタ)に合うソース
豪快に食べるという名前の通り、パッパルデッレは濃厚なソースに絡めて食べるのがオススメです。
パッパルデッレに相性がよく合うソースとしては、イタリアのトスカーナ州ではイノシシや野ウサギを入れて煮込んだ濃厚なミートソースや、脂肪分の多いクリームソースなどが絡みやすいとしてよく食べられます。
その他にもパッパルデッレに合うソースはチーズを使ったソース、バジルソースなどのソースとの相性が良いパスタになります。
食感を活かすためにも、乾麺タイプよりも生麺タイプのほうがモチモチとした食感がおいしいため、おすすめです。茹でた時の湯切りが十分ではないとソースが薄まってしまうため、注意が必要となるでしょう。
パッパルデッレを使ったパスタのレシピ
パッパルデッレに合う食材は豚肉などの肉系で、濃厚なラグーソースや脂肪分の多いクリームソースが絡みやすくよく合います。
おすすめのレシピはミートソースで、みじん切りにしたニンニク1片をオリーブオイルで炒め、みじん切りにした人参、玉ねぎ、セロリと合挽肉を炒め、コンソメスープと粗切りのトマト、赤ワイン、ローレルの葉を加えて弱火で煮込みます。
茹でたパッパルデッレと絡めて、最後に刻んだパセリを散らします。パッパルデッレは生パスタなので、茹で加減に注意することがポイントです。
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